ヒナウチワカエデ

Acer tenuifolium Koidzumi

ムクロジ目 ムクロジ科 トチノキ亜科(クロンキスト体系: カエデ科)

  九州〜近畿地方では高所に自生する。水分は欲しがる。樹形は直立、8mにもなる。先の枝は細く重鋸歯で葉質は薄い。葉形は、ヤマモミジ、オオイタヤメイゲツの小さい葉と見間違うことがある。果実はつきにくいのか、採取できる機会が少ない。園芸種は葉形と秋の紅葉で選ばれているが、斑入りは見ない。栽培すると夏の暑さで、葉を巻くことがある。秋まで持たせると奇麗な紅葉が楽しめる。

  原産地・分布: 日本

Acer 属 花産業必修1000属検定 C級

カエデ属:イロハモミジ、イタヤカエデ

個体番号: 1990G-0077_1
導入元: 不明; 導入時の名前: Acer tenuifolium; 導入日: 2002; 由来: 栽培; 導入形態: 記録なし


Plant ID: 448

千葉大学大学院園芸学研究科 2024-12-24