ヒナウチワカエデ

Acer tenuifolium Koidzumi

ムクロジ目 ムクロジ科 トチノキ亜科(クロンキスト体系: カエデ科)

  九州〜近畿地方では高所に自生する。水分は欲しがる。樹形は直立、8mにもなる。先の枝は細く重鋸歯で葉質は薄い。葉形は、ヤマモミジ、オオイタヤメイゲツの小さい葉と見間違うことがある。果実はつきにくいのか、採取できる機会が少ない。園芸種は葉形と秋の紅葉で選ばれているが、斑入りは見ない。栽培すると夏の暑さで、葉を巻くことがある。秋まで持たせると奇麗な紅葉が楽しめる。

  原産地・分布: 日本

Acer 属 花産業必修1000属検定 C級

カエデ属:イロハモミジ、イタヤカエデ

個体番号: 2012P-0001_2
導入元: 花卉研究室; 導入時の名前: Acer tenuifolium; 導入日: 2012-05-28; 由来: 野生; 採集地: Japan: 山梨県南都留郡富士河口湖町; 導入形態: 植物(株の詳細なし); 備考: 本葉2枚の実生2株。標本を採った株の子と思われる。


Plant ID: 1058

千葉大学大学院園芸学研究科 2024-12-23