ヒナウチワカエデ

Acer tenuifolium Koidzumi

ムクロジ目 ムクロジ科 トチノキ亜科(クロンキスト体系: カエデ科)

九州〜近畿地方では高所に自生する。水分は欲しがる。樹形は直立、8mにもなる。先の枝は細く重鋸歯で葉質は薄い。葉形は、ヤマモミジ、オオイタヤメイゲツの小さい葉と見間違うことがある。果実はつきにくいのか、採取できる機会が少ない。園芸種は葉形と秋の紅葉で選ばれているが、斑入りは見ない。栽培すると夏の暑さで、葉を巻くことがある。秋まで持たせると奇麗な紅葉が楽しめる。

原産地・分布: 日本

個体の情報

個体番号: 2012P-0001_2

受入記録: 導入元: 花卉研究室; 導入時の名前: Acer tenuifolium; 導入日: 2012-05-28; 由来: 野生; 採集地: Japan: 山梨県南都留郡富士河口湖町; 導入形態: 植物(株の詳細なし); 備考: 本葉2枚の実生2株。標本を採った株の子と思われる。

観察記録:
観察日区画作業状態観察記録
2012-10 H09-かまぼこ 良好
2012-05-17 作業棟周辺、養生用仮置き場 (LINE) 鉢上げ・鉢増し・植え替え 良好 3号ポリポットに赤土と腐葉土で鉢上げ。

花産業必修1000属検定 Acer 属 (エイサー、アーケル)

2019版

C 級
ムクロジ 科
カエデ属:イロハモミジ、イタヤカエデ

2003版

C 級
カエデ 科
木本I・被子植物
イロハモミジ,イタヤカエデ

1986版

C 級
カエデ 科
木本植物
イロハモミジ,イタヤカエデ