落葉高木で北海道から九州の山地の沢沿いに自生する。高さ30m、幹の直径2mを超え、特に古い個体では主幹の周囲のひこばえが育ってさらに太い幹を形成する。巨樹になるため、各地で天然記念物に指定されている。葉はハート形で対生し、秋に⻩色、まれに赤色に紅葉する。マルトール配糖体を含み、落葉後にマルトールとなって焦げた砂糖や醤油のような甘い香りを発する。雌雄異株。
原産地・分布: 日本、中国
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2003版
1986版