中国原生の多年草で、茎はなく、株元から伸びる線形の40cmになる葉を野菜として食べる。晩夏に白い6弁花を散形花序につける。この花のため欧米では観賞植物としても栽培される。
原産地・分布: ヒマラヤ〜中国(山西省?陜西省?南西部: SW. Shanxi)
引用文献:文献 | 情報の種類 | 備考 | |
---|---|---|---|
Kew Gardens (2017) Plants of the world online (POWO). Accessed on 31 Aug 2023 | 学名と主要データ | この文献の詳細 | |
Blattner & Friesen (2006) Relationship between _Allium tuberosum and A. ramosum__. Documenting domestication, pp. 134-142. | その他 (系統樹) | この文献の詳細 |
備考:
近縁のA. ramosum が起源種という説があるが、Blattner & Friesen (2006) によると、これら2種は完全に別の系統であり、A. ramosum が栽培化されてニラとなった可能性は低い。