Ipheion recurvifolium (C.H.Wright) Traub

キジカクシ目 ヒガンバナ科 ネギ亜科(クロンキスト体系: ネギ科)

原産地・分布: アルゼンチン(チャコ州)〜ブラジル(リオグランデドスール州)、ウルグアイ

引用文献:
文献情報の種類備考
Kew Gardens (2017) Plants of the world online (POWO). Accessed on 08 Jun 2024学名と主要データ この文献の詳細
Sassone et al. (2021) One species with a disjunct distribution or two with convergent evolution? Taxonomy of two South American garlics. TAXON 70 (4): 842–853.学名と主要データ この文献の詳細

備考:
形態的によく似たTristagma (Ipheion) sessile とは別種。Sassone et al. (2021) では以下の系統樹が得られている。(((T.graminifolium,(T.gracile,T.violaceum)),(T.patagonicum_4accs,T.nivale_3accs))Tristagma1,((T.bivalve_1acc,((T.circinatum,T.ameghinoi),(T.sessile_2accs,T.bivalve_3accs)))Tristagma2,(I.uniflorum_7accs,(I.tweedianum_2accs,I.recurvifolium_3accs))Ipheion));
しかし、著者はIpheion 3種には形態的な共有派生形質(苞の先端が2裂するなど)が存在するので、更なる分析結果が出るまではIpheion を当面認めることを主張しており、POWOでもI. recurvifolium が認められている。

花産業必修1000属検定 Ipheion

2019版

Si 級
ヒガンバナ 科

2003版

B 級
ネギ(ユリ) 科
草本III・球根植物
ハナニラ

1986版

A 級
ユリ 科
球根
イフェイオン

Si 級: 2003、1986版ではどこかの級にあるが、2019版にないもの。S級相当とみなす。(S implied, 303属)