多年草で地上茎はない。温暖な地方の耕作地の周辺や河川敷に生え、水田や畑のあぜのような日当たりのよい湿り気のあるところを好む。花の色は変化に富み、ほとんど白色のものから紫色のすじが濃くて淡紫色に見えるものまである。シロスミレに似ているが、シロスミレは葉身が葉柄よりも短く、葉を垂直に立て、葉枚数が少なく、標高1000m以上の冷涼な地域に分布することで区別できる。
原産地・分布: 本州、四国、九州
開花期:
文献 | 情報の種類 | 備考 | |
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Yonekura & Kajita (2003) BG Plants 和名−学名インデックス(YList). | 学名と主要データ | この文献の詳細 | |
いがり, まさし (1996) 日本のスミレ | 特徴 | この文献の詳細 |
備考:
母変種の var. betonicifolia は台湾に自生するタイワンヤノネスミレ。