クスノハカエデ

Acer oblongum Wall. subsp. itoanum (Hayata) Hatsushima

ムクロジ目 ムクロジ科 トチノキ亜科(クロンキスト体系: カエデ科)

日本で唯一常緑のカエデ。15mにもなる木で沖縄に産するが、今やレッドデータリスト植物。冬–5℃になる土地で、年中日陰でも冬を越す強い植物。地植えにすると成長が早い。鉢植えで室内でもよく育つ。葉は皮質で鋸歯はない。葉裏は粉白色。若木の葉は3裂になる。芽出し直後の葉は赤茶色になる木もある。雌雄同株。花は散房花序で多くの花が咲くが、雄花が多く混じるので、果実は少ない。6月頃、果実の翼が赤く色づくが、一週間ぐらいで後、緑色になる。

原産地・分布: 日本(沖縄)

引用文献:
文献情報の種類備考
Yano, Masahiro (2003) Book for Maples.学名と主要データ この文献の詳細

花産業必修1000属検定 Acer 属 (エイサー、アーケル)

2019版

C 級
ムクロジ 科
カエデ属:イロハモミジ、イタヤカエデ

2003版

C 級
カエデ 科
木本I・被子植物
イロハモミジ,イタヤカエデ

1986版

C 級
カエデ 科
木本植物
イロハモミジ,イタヤカエデ